費用を抑え、賢く楽しく自費出版する方法

失敗しない自費出版のための知識と心構えの完全ガイド!

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趣味の小説を本にしたい

作品は「本」になった方が読む気にさせる

サラリーマン生活の傍ら、趣味で短編を書くようになったのは10年ほどまえから。ふと湧きあがってくるアイデアや、心象風景を小説という形にして残しておこうと思ったのだ。アイデアが湧くと、面白いようにストーリーがまとまり、あっという間に原稿用紙10枚程度の短編が書けた。悪くないな、と1人悦に入っていたが、作品がたまってくると誰かに読んでもらいたくなった。

10編ほどまとめてプリントアウトして、友人に見せたところ、「こんなにたまったなら、本にしたらどうだ?本になっていれば、2割増しで面白く読めると思うよ」と言われた。2割増しとはカチンときたが、確かに味気ないプリントアウトより、本で読んだほうが、「小説を読んでいる」気分にはなるだろう。

それまで、ただ「書く」ことだけに意識を向けていたのが、友人の一言で、「本」を作ることを意識するようになった。

カッコいい本が作りたい

昔、父親が自分の作った俳句を本にしたいと印刷屋に相談に行き、布張りで箱に入った立派な本を作ったことがあった。費用も結構高かった記憶がある。だが、私が作りたいのは、大衆小説の単行本のような本だ。カバーや題字などがカッコよくデザインされ、書店に並んでも自費出版本には見えないような本だ。間違っても、文集みたいな本にはしたくない。

しかし、そんな本を作ってくれる印刷屋があるのだろうか?

よく考えたら、本好きのくせに、出版についての知識はゼロに等しいことに気がついた。退職記念に作るとはいえ、費用はそんなにかけられない。かといって、素人が作ったような本にはしたくない。そこで、まずは出版について色々と調べるところから始めることにした。

 
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